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経済考察
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テクオ
玄人さん
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年4月08日(火) 23:17    題名: 長期楽観 目先減速? 引用

 日本は人口減少社会に入りかかっているようだが、2050年頃を、どこぞの研究所が予想したところ、人口4000万人位になるが、年率2%で経済成長すれば、GDPは若干伸びるという。ゼロ成長では、悲観的らしい。2%はバブル崩壊後の失われた10年?とやらの、比較的低い成長率を当てたらしいが・・・。
 新年度入りしたが、今年は出だしから、ガソリン税の暫定税率が撤廃され、地方財政の財源不足から、道路工事にストップがかかっているようだ。土木建設関係の金回りが、出だしから悪く、最悪レベルのスタートといえるかもしれない。尤もそのうち、再度値上げされるのだろうが、詳しい日程は知らない。
 今回、民主党の横暴により、日本経済、特に道路工事に依存する地方経済に大きなダメージが加えられた。民主党は、今までの流れを無視し、急変させようとするから、日本を必要以上に混乱させてしまうのだろう。やはり、政権担当したことがないので、頭でっかち、あるいは、複雑な経済のバランスを理解できず、失政を犯すのだろう。確かに、ガソリンが安い方が、良いのだろうが、長年やってきた税を、しかも金回りの悪い現代日本の、貴重な財源をいきなりカットするのは問題だろう。徐徐に段階を踏んで改革してくれないと、各方面に非常に悪影響が出ると思う。自民党が妥協案を出した時点で合意し、徐徐に改革を進めて欲しかった。しかし、民主党は、ただひたすら、与党案を否定するばかりで行動しない。今回の処置で、土木建設関係は前期ガタガタになり、低迷する地方経済、中小土木関係では倒産するところも出てくるのではないか?また、景気全体にも、悪影響があるだろう。実体経済が悪くなれば、民主党の人気は下落、自らの首を絞める事となる。そのへんの微妙なバランス感覚を持たない限り、政権奪取は難しいだろう。まだまだ、アラの目立つ政党である。
 株価の方は、まあ、どうでも良いのだが、やはり個別で業績の伸びているところで、パラメーターが割安のところが、ロングでは良いだろう。私は、どうも、売りも含めたデイトレーダー化しそうなので、特に希望は無いが、ロングなら東一の○○電気などが、良いと思う。そこは、PBRが0.85位しかない。デイトレする暇はないが、捨てても良い金を持っている人は、ロングで所有し、1・5倍くらいになったら売るのも手かもしれない。いつ上がるかわからないが、上がる確率は高い。目先は一ヶ月、ヘタをすると二ヶ月位下げるかもしれないし、逆に、このまま上げ基調に入るのかは、わからない。
 しかし、土建国家日本、道路財源のメドが付かないと、ちとヤバイ感じが・・・。去年からの、日経の異常な下げは、サブ問題に加え、建設関係が改正建築基準法の混乱により、業績を大幅に下方修正した事が効いたのかもしれない。そして今年出だしは、ガソリン税のカット。どのような影響があるのだろうか?しかし、一方で激安銘柄は上抜ける確率が非常に高く、捨て金?のある人はロングで所有すると有利なものも多くあるように感じる。
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テクオ
玄人さん
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年4月02日(水) 01:35    題名: いろいろな予想 引用

 私の仕事の相方のおっさんが、これまた私以上の株マニアであり、色々勉強に余念がない。彼は最近、ゴールド関係で上場を目指す新興企業の未公開株を入手し、ついでに説明会に出席し、その経営者におもしろい話を聞いたという。その経営者は元証券マンだったらしいが、株式60年サイクル説をぶち上げたという。具体的な内容は避けるが、数年後に底をつけてから上昇に向かうという。また為替が1ドル150円になるかもしれない、などと、突拍子もない?事も言ったという。また、本業の金価格も、あと数倍まであがるだろう、と、のたまったらしい。おっさんは為替は60円になってもおかしくない、とまた突拍子もない意見を述べた。いやー、実際にはどうなるのか、よくわからない。懸案のNYダウは、今夜はスイスUBS等の損失穴埋めの為の増資報道等により、逆に暴騰している。その経営者は、自身の希望的観測、商売トークをかましたのだろう。株価サイクルにしても、時間に左右されるのではなく、実体経済に左右されるはずである。よく、実体を見極める事が大事だろう。私見では、為替は、今のレベル近辺を上下動すると思う。欧米金融機関が落ち着けば、むしろ円安に向かうのでは?そうすると日米共、株価も上昇するはずだ。キンにかんしては・・・、ウーン、ここまで上がってしまうと、後があるのかどうか、個人的には疑問である。銀などはまだ余地があるらしいが・・・。
 一方、中国のオリンピックが頓挫すると、上海市場を中心に世界的に悪影響があるらしい。中国に関しては、以前予知の話でいくつかに分裂する、などという話が2チャンネル等にあったようだが、今回のチベット等がそれに相当するのかもしれない。オリンピックと合わせて注目される事象である。
 個人的には、ロングでは、ネット証券やビデオレンタル店、新興モバイルソフトメーカーの三社を物色中、デイトレではメガバンクがおもしろいと思っている。
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テクオ
玄人さん
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年3月19日(水) 02:34    題名: 持ち直し? 引用

 米証券の決算の一部が、思った程悪くない結果だったようで、ダウ、ナスダックとも反発している。為替も98円台まで回復。金融機関の営業成績が順調に回復してくれると、サブ問題の市場への打撃も和らぐだろう。
 金融機関が安定すれば、次は実体経済の成績が問題だ。為替面では、米の金利安から、若干の円高傾向は依然続くと思われる。従って米経済が順調でも、輸出型経済の日本は来年度の成績はイマイチかもしれない。日経が大きく戻すには、大分時間が掛かるかもしれない。
 しかし、個別では、浮動株比率の少ないものや、新興の一部で有望株を安値で仕込むと大幅に上げる可能性がある。私は東一メーカー株をホールドしているが、ヘラクレスでインド等向けの携帯端末用ソフト開発企業にも注目している。おそらく、1年以内で2〜3倍になる可能性がある。その企業は今、金融機関へ新株を発行し、金融機関がそのうち8割位?を6月末までに市場でさばくスケジュールとなっている。従って、今のところ上がりにくいが、機会があったら資金の一部を分散したいと考えているが、最近乱高下が激しくて面倒になりつつあり、実行するかはわからない。現物株は、保有するのに何の制限もないので適当になりつつある。そもそも、株式投資など、その程度のものだろう。今まで、短期取引に夢中になり、時間を無駄にしたかもしれない。短期で稼ぐには、労力がいる。それなら、ロング・ポジションで気長に待ち、本業に専念した方が効率が良いと思い始めた昨今である。
 株式をする人は、基本的にゆとり資金があり、極端にいえば、全部磨ってしまってもいい、あわよくば上がってくれれば良い、くらいのスタンスでやった方が良い。負けても経済のスタビライザーとなり、役に立つのだ。しかし、東一あたりで、企業力も強く、パラメーター的に、あるいはテクニカル的に超安い銘柄は長期的には勝つ確率が非常に高いとは言える。
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テクオ
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年3月13日(木) 15:02    題名: 為替 引用

 為替が1ドル100円近辺まで円高になってきた。つい、昨日103円に戻したと思ったらこの始末である。株価も、昨日は高かったが今日は、ここ2日の上昇を打ち消してしまうほど下げている。昨日売っておいて良かった。今日は、再度安値更新の別銘柄に買いを入れた。デイトレはちょっと目を離すと、置いてきぼりを食らうので、若干長めの現物買いに、結局戻りつつある。先日、CDを焼いているうちに、置いてきぼりを食らい、折角の暴落チャンスを生かし切れなかった。しかし、金融株の脅しは怖かった、が結局、1〜2日で戻した。再度下落だが、今回は、手掛けたのは金融ではないので、若干お気楽である。これだけ下げれば、比較的短期で戻すだろう。
 ところで円高ドル安だと、米系機関投資家が売る際に、ドルベースでは高く売れる。ドルベース日経平均を見ると、昨年の安値とほぼ同程度の株価である事が分かる。要するに、円高が続く過程では、米系外資に売られやすいのだろう。逆に、円安局面になれば、買われ易いだろう。米経済が落ち着き、金利上昇、ドル高に成るくらい景気が良くならないと、日本株はあがりにくいのだろう。売買に合わせて為替操作する傾向が、・・いや、そんなことは・・・・、偶然だろうな・・・・・・ Rolling Eyes
 そうだ、4月か5月に、米では戻し税があるらしい。ブッシュ大統領が約束したやつ。若干戻すかも4月上旬位には。いや、わからないけど・・・
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テクオ
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年3月13日(木) 01:29    題名: サブの検証 引用

 サブ問題は、サブプライム・ローンの性質と、銀行の貸し出し姿勢に問題があったのだろう。サブプライム・ローンは借りた最初の2〜3年は、低利かほとんど金利がつかず、その後金利が上昇する、といったモノが主体だったらしい。
 基本的に不動産価格が上昇するうちは、担保価値が上昇する。そこで銀行は、一度ローンを組んだ人間に、さらに借り換えを促したらしい。初期は金利がほとんどつかないので、その方が有利になる。しかし、不動産価格が頭打ちし、値下がりなどしてしまうと、ローンを借り換えられず、借主は時期が来ると、高い利子を払わねばならなくなる。そこで払えない者が急増し、破綻したのだろう。ローンの利権を証券化し、ファンドに組み込んだ事がさらに、問題を深刻化させた。
 以前、軍縮?でNASAの技術者が金融工学に移り、金融テクノロジーを向上させた事が裏目に出たようだ。なんでもかんでも証券化してファンドにしてしまったのだろう。今回は、リスク分散が機能していない。基本設定に間違いがあったのだろう。
 背景のひとつに、銀行の過当競争があったらしい。どんどんやらないとライバル銀行に水を空けられてしまうといった・・・。また、米国型の成果主義が根底にあると思う。終身雇用でなく、不況になったら、いつレイオフされるか分からない環境では、目先の利益に走り易くなる。米国型経済の限界のひとつを見せられた事象だった。
 それにしても、目の前で、日本のバブル崩壊を確認していながら、似たような事を繰り返してしまうとは、日米の愚かさ、人間の愚かさを見せられてしまう出来事だった。
 また、基本的に、サブプライム層がローンを組む信用力がなかったのだろう。そこをないがしろにし、突っ走ってしまたのだろう。ある種、将来に責任を負わない、無責任主義が日米に蔓延してきたのではないか。現代社会の問題点が浮き彫りに・・・。悪い点ばかりではないと思うものの・・。
 昨年シティは黒字だったが利益は数分の一に。メリルは赤字。AIGは利益半分?GSは逆張りで過去最高益だが、今年に入ってやや不調らしい。JPモルガンチェースは堅い。MS証券は赤字?のようだ。通常巨額資金は法規制で空売りしにくいだろうから、相場が下がると赤字になりやすいのだろう。GSは例外的だ。都内も外人さんの数が減り寂しい限りだ。かなり帰国してしまったのだろう。金融不況から再就職もしばらく難しいのではないか。これだから、逆に、稼げる時に稼げるだけ稼ごうとしてしまう。サラリーは良いのだが、こなせる人間は少ないだろうし、不況になれば、並以下のメンバーはいきなりレイオフ。世の中甘くない・・・。比較すると、日本型雇用の良い点もある。目先あまり金にならなくとも、身分の保証がある。尤も、日本も中小企業は不安定だろうし、グローバリズムの浸透で、大分似てきている。
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テクオ
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年3月07日(金) 08:05    題名: 不況でも日本は大丈夫でしょうな 引用

 米国の不況に釣られて、日本も不況になりやすいのでしょうが、恐慌に成る程では無いでしょう。日本の銀行は、安定期に入っているし、最も悪影響を受け易いみずほでも、赤字にはならないでしょう。むしろ、数千億円の純利益を計上するでしょうね。かなり減益になっても根幹は揺るがない。
 為替、ドルの金利安で円高に振れやすいのだけれども、昔日本は80円も経験しているので、なんとかなるでしょう。
 株価は経済の現状を反映し易いのですが、経済は当然波を打つものです。
 不況時には、むしろ日頃の努力が試されるのでしょう。適当にやっている法人や、個人は耐え切れないところも出てくる。頑張っても駄目なところは、もう構造的に採算が取れないのでしょうから、諦めるしかない。ただ、米国の金融機関も赤字にまではならないところも多いらしい。穴埋めするネタがあるのでしょう。世界の株を売ったり、保有している資源高で帳尻を合わせたり、外国から投資してもらったり・・・。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年3月03日(月) 20:34    題名: ガソリン税延長問題 引用

 野党は、場合によると、参院での法案否決を故意に遅らせ、ガソリン税の特別措置の解除を狙う可能性が出てきた。今後の動きに注目したい。個人的には、地方経済の維持の為、公共事業的色合いの濃い、特別措置を延長してもらいたいと思っている。
 
 株価は、大下落だが、リバウンドの直前に下落するケースも多いのでなんとも言えない。NIKKEIによれば、グリーンスパン氏は小規模な金融機関の破綻が有り得ると言ったらしい。直近各種景気パラメーターも悪かったし、先週末のダウは下げた。日経は加えて、大幅な円高の為、下げ幅が拡大した模様だ。円高は、米金利の下げから当然予測されていた事で、悪材料が重なった。しかし、現物投資家には、再度、非常に値ごろ感のある銘柄が増えてきた。私は前場のリバウンドを若干いただいた。午後は、仕事あけの睡眠時間で、相場を見れなかったが、起きていたら、大引け直前に衝動買いしていた可能性がある。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年3月02日(日) 09:20    題名: 悪材料出尽くしか 引用

 とりあえず、ここ1年のサブ関係の悪材料が出尽くしたと思われる。今後は、例年の需給、個別の株価位置、等から、現物投資家は、押し目を拾い易いかもしれない。しかし、本格的な上昇は、米国経済の堅調さの実績や、メガバンクの中心的銀行の資本体質の改善(優先株の買取)が順調でないと、難しいと思う。実体経済の成績次第では、ここしばらく、低迷する事も有り得る。

 しかし、日本の銀行も、金融自由化から、証券業も大々的に開始してきたが、サブで何千億も掏(す)られては、出だしは、全く逆効果だった。発注ミスはするは、○○するはで、行員出身のグループ社員は、内心、これだから証券は・・・と思っている事だろう。いっそ、証券はやらないか、切り離した方が、利益はあったのだろうが、そうもいかないのだろう。多角化しておかないと、本業が調子が悪い時に、逃げ場がない。まさか、本業がこうも早く回復できるとは、当の銀行首脳も思っていなかったと思う。消費者金融の取り込みや、消費者金融、外国への貸付が思いの他順調で、自己資本率は当然パス。終に外国資本への優先株を買取できる程、体力を回復させている。(一方、早すぎる改善措置で破滅させられる借主も多かったのだろう。世の中は怖いものである。悪い事も想定しておくべきだろう。が、それだけでは夢がない。良い事も必ず起こる。希望をもって粛々と事を進めたいものだ。)
 実体経済は、値上げラッシュや、サブ問題から、当面きついが、第二創成期のお膳立ては揃いつつあると思う。私は現物ロングは懲りたので、短期しかやらないが、資産家の人は、秋までの押し目で、一部を優良企業に投資しておくと、数年後おいしいかもしれない。
 
 自民党は、金曜、予算案を通し、参院送りにした。これで、参院で否決されても、衆院で再度可決してしまえば、本可決となる。国会の期限は知らないが、今会期内で順調に執り行うつもりなのだろう。やはり、焦点は、ガソリン税なのだろうが、据え置きが決定するのだろう。
 ガソリン税は、難しい問題だった。燃料高の現状で、苦しい業者や消費者が多い。一方で、道路財源をカットしてしまうと、道路工事が減り、地方の仕事や、金回りが極端に悪くなり、地獄絵図を描きかねない可能性があった。結局、日本人にも建設業に従事する者や他業種で働く者、地方の住む者、都会に住む者など、様々な人間がおり、その勢力争い的面が政局では露見する。
 当面変化のない日本に落ち着いたようだ。道路財源が無くなると、地方の他産業まで金回りが悪くなり、地方全滅の最悪のシナリオも有り得たが、回避されたようだ。表面的な損得だけで物事を考えると、とんでもない事になる、という事を示唆する事象だったか・・・。2chで宮城・○○市の人間の意見を参考にすると、おそらく、沈没だったろう。今でさえ酷いのに・・・。
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テクオ
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年2月28日(木) 02:23    題名: 経済のスタビライザーとしての株式市場 引用

 余剰資金や運用資金、貸し株、貸し金が渦巻く株式市場であるが、資金繰りに困った法人や個人が、持ち株を売って資金調達することもできる。確かに相場の下げは、株を保有している人や信用買いしている人にはマイナスだが、一方で売れた人は、資金を即入手でき、自分の借金等に当てる事ができる。
 今のように、資金ショートを起こしている外国法人が多い時には、貴重な現金収入となった事だろう。数年前に安く仕込んだモノを売ったなら、利ざや込みで売れたはずだ。まだ保有している人には外資の売りは脅威だが、売れたからこそ、資金が生きる。困った時に、資産を即売却できるからこそ、その法人もなんとか持ち堪える事ができるし、社会もある程度維持される。撤収された資金は、借金の穴埋めに有効に使われるだろう。また、買い方にとっても相場が下がれば、買いチャンスとも言える。現物ロング派は、確かにリスクが大きいが、そのような人がいるからこそ、株価もあまり下げないし、売り方も高く売る事ができる。
 
 現物ロング派は、純粋投資家とも言え、社会の下支えに大きく貢献していると思われる。目先下げても、将来的には、持ち直すという骨太な、あるいは気楽な信念があるのだろう。あるいは、余剰資金ゆえ、若干の上下動などどうでもいい、なんとでもなる、という裏打ちがあるのだろう。現在の相場も、資金ショートした人には、売りたい場、余剰資金のある人には買いの場として捉えられるのだろう。従って、本質的に株式市場は、投資や投機の場であるとともに、重要な経済スタビライザーとなっており、現代社会にとって必要不可欠な存在であるようだ。過去のバブル崩壊期に大きく損した人は、実は社会のスタビライザーとして大きく貢献したのかもしれない。
 個人的には、ここ2年くらい、潰れそうな中小企業や、外資のスタビライザーになってしまったようだ。負けた方が、他者に貢献してしまうなんて、非常によくできたシステムである。本業のデキの悪い奴らに寄付できたと思えば、少しは満足出来る。逆に勝ってしまった場合は、感謝の気持ちを持とうと思って来た。
 最近の出来事をみると、この前まで一世を風靡していた企業が、資産の切り売り、従業員の大量レイオフ、外資からの支援を受けており、巨大グループも簡単に破綻を来たす現実を知る事となった。しかし、巨大グループが、市場の安定化機能に大きく頼るようなドジをするとは、情けない事だ。しかし、そこに商機を見出してしまう人も、また存在するんだろうなァ・・・。もちつもたれつ
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年2月21日(木) 21:49    題名: カップリング、デカップリング 引用

 米国のリセッション(不況)に連動するのか、非連動化するのかが、今後の焦点のようだ。やってみなければわからない、という感じかもしれない。1月は休日が多いので、貿易収支が赤字になりやすいという。3年連続の1月赤字。赤字額793億。06年1月の3944に次ぐ額らしい。尤も、季節調整(内容?)すると8000億以上の黒字らしい。
 
 株の方は、今週は珍しく外資の寄り付き前注文が買い越しである。これが来週からも続けば伸びるだろうが、私は期待していない。というか、もう短期一筋で行こうかな、と思い、どちらでも流れに従おうと思っている。しかし、今日は証券会社のコンピューターがパンクしてしまい、発注できなかった。

 株の諺や経験則に従えば、来週辺りから下落しそうな感じだが、今年は例外的な動きなので、どうなるかわからない。横ばい、三角持合しているものや、下離れしているものが、ゴールデンクロスして上離れるのか、再び潜り始めるのか、見当も付かない。しばらく安値ボックス圏を上下するのではないか、というアナリストもいる。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年2月18日(月) 19:29    題名: 株価 引用

 前々回は、楽観論を述べてしまったが、中々伸びにくい日経である。今日は外資の寄り付き前注文は若干の買い越し。最近は、たまにしか買い越しにならない。やはり、サブ問題の損失補填の為、日経を本国のスタビライザーとして売っている感じだ。私は、とりあえず午前に全株売ってしまった。米国金融機関の失業者の数や都内で見掛けた若い外人さんの寂しそうな表情を思うと、若干の負けは寄付しても良いと思う。困った時はお互い様という感じである。。
 値上げと不況のダブルパンチな世の中である。しかし、短期取引で徐々に取り戻そうと思っている。季節柄、目先噴くこともあろうが、ここ当分、株価は低迷しそうに思う。現物ロングは、サブ問題にメドが付いて、外資の買いに力が出てからの方が良いかもしれない。現状は売り越しが多い。
 一方、日本企業の水面下の活動は続いているはずだ。日経は近い将来、また上昇過程に入ると思う。目先はどん底であるが・・・。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
所在地: 東京都

投稿1時間: 2008年2月17日(日) 20:50    題名: 2月 引用

 2月、8月は水商売の売り上げが落ちると言われるが、今年は特に酷いかも。前回はかなり楽観論を述べてしまったものだ。タクシーの客などは、昼の一般客は、運賃値上げの悪影響でいなくなってしまったようだ。夜も激減。というか、足の速い車に皆取られてしまう。いっそデイトレーダーにでもなりたいところだが、外に出ず、一人で暮らす不毛さや、デイトレのせこさを思うと、気がひける。本業を持ちながら、現物ロング・ポジションがやはり王道のような気がする。しかし、結局、自分に正直に生きるのが良いのだろう。毎日カラ売りを掛けてまで金が欲しいならそうすれば良いし、比較的安値で拾ってロングで狙うのも手だろう。(カラ売買の危険性はレバレッジにあると思うが、結局それを効かせてまでカネが欲しいと思う、人の心に危険さがあるのだろう。)
 都心の盛り場は2月のせいと、多分外資系金融機関のレイオフのせいで非常に活気が無い。外人さんの数が少ないと、視覚的にも街に非常に活気が無く感じる。結局、日本も外国からの人、カネが入ってこないと、活気を保てないのだろう。
 次世代録画媒体がブルーレイに決まったようだが、月曜は東芝暴落、ソニー上げで始まるだろう。どちらにしても、日本メーカーなので良かったと思う。
 小麦が春から30%値上げだそうで、これについては、小麦を原料をしたパンや麺類から、米食への回帰が予想される。小麦が駄目なら米がある。デニーズ等の外食産業が益々駄目になるだろうが、一方、醤油メーカーやお茶漬けメーカーは有利だろう。このように何かが不利になると、別の物に逃げる事ができるので、文化の多様性は大事だ。
 結局、自分が生きがいのある事、似たような仲間の存在が重要で、経済は若干ゆとりがある程度で、十分充実した人生が送れそうだ。

 ところで、米国は去年の初めからすでに住宅バブル崩壊が始まっていたのだろう。中間決算で悪いデータが表面化し、本決算で確定された。春から駄目なら日本株も売られるわけである。建設、外食の不振も顕著だった。08年は去年程、金融機関への悪影響はないのではないかと思っている。レイオフも行われた事だし・・・。実体経済への悪影響も出てくるのだろうが、せいぜい今年一年なのでは?
 国内不動産投資家の話が若干聞けたが、都内では2箇所程度しか良くなく、他は振るわなそうだ。一方地方では、N地区が有望らしい・・・。不動産リートの銘柄を持っていたが、先日処分し、他に乗り換えた。今週伸びる可能性があるが、不安が大きいので。私も株に熱中しすぎないよう、適当なところで、ポジションをはずし、持ち金の1/3程度でロング、残りで時間のある時デイトレしようかと思う。
 しかし、経済って本当に波がある。景気の良い時は良いが、悪くなると、リストラの嵐である。天国と地獄だ。流行に翻弄されず、自分が自然に生きられる仕事や環境を探求、守るべきなのだろう。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年2月15日(金) 17:19    題名: 第二創成期に入いりつつある日本? 引用

 巷では、サブ問題を原因とした不況入り、という悲観論一色になっている。某外資系企業の日本支部でも、大々的なレイオフが行われた模様だ。米国では、住宅の20軒に一軒が売りに出されているというニュースもある。グリーンスパン議長も、損失拡大に備えて、さらに金利を下げる可能性を示唆している。
 だが、米国は、消費者保護の体制が進んでおり、サブ層も住宅を失ってもアパートメントを借りて生活できるだろうし、減税も行われる。従って、そう酷く消費が落ち込むとは、思えない。問題の金融機関も、07年(・・・米国の決算期が何月なのか私は知らない・・・)に赤字を計上したおかげで08年あるいはそれ以降に黒字になった場合、税金が掛からないから、再起も意外と早いかもしれない。日本のメガバンクが巨額公的資金を数年できれいさっぱり返してしまった例もある。(一部、もう少し掛かるところもあるようだが。)
 日本においては、去年大手で本当に本業が調子が悪かったのは、改正建築基準法のアオリを受けた建設業界くらいではなかろうか。材料高騰や不動産インフレの中、建設会社とデベロッパーの価格の折り合いがつかないなど、売り惜しみもあったらしい。今年は、それらの問題もある程度、解決され、建設業界も利益が上がってくると予想している。
 メガバンクは、みずほを例にとれば、海外投資等が好調で、サブ問題さえなければ、過去最高益を出せそうな程、経営が軌道に乗り始めている。
 次に、日本の稼ぎ頭?のメーカーだが、すでに、グローバル企業化している所に加え、NECのような国内市場をメインでやってきたところも、外国メーカーと提携し、世界へ市場を伸ばそうとする動きが出てきた。メーカーだけでなくドコモも新型携帯をオールイン世界携帯と名付け、セールスに余念がない。国内だけでなく、世界にも売ろうとする布石かもしれない?
 現在、日本の株価は乱高下を繰り返しているが、ほぼ横ばい状態のところも多い。背景さえ好転すればチャンスかもしれない。目先下げるものもあるだろうが、このレベルから買い集めると、数年後には・・・・。よくわからないが。。
 中国では、景気が過熱しすぎ、今回の20%程度の調整を歓迎するコメントまである。今後の世界経済を牽引する新興諸国の成長にサブ問題はそう足かせにはならないだろう。成長する世界の新興市場で、メガバンク、内需メーカー、携帯電話産業といった日本企業の第二のグローバリズムの足音が聞こえてきそうだ。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年2月12日(火) 21:39    題名: サブ問題の実体経済への影響 引用

 1月の米国・消費者信頼感指数が87.9に下落、2005年のハリケーン襲来直後並みになっているらしい。NYダウは12000近辺、ピークの14000ドルからおよそ15%程度下げたのだろうか?
 サブプライム層が住宅ローンで破産した場合、米国では、ノン・リコースということで、住宅差し押さえ後、売却され、額が足りなくとも、ローンの利用者は、そこで解放されるという。米国は、住宅ローン利用者に有利な条件となっている。ノン・リコースのせいで、サブ問題がさらに過熱したのかもしれない。
 住宅価格の上昇の元、銀行間の競争も激しくなり、利益を出そうと売り込み、サブプライム・ローンを利用する比率が全体の13%に達したらしい。住宅ローン残高10兆ドル中1.3兆ドルという。
 去年夏の段階で、91−92年レベルまで住宅価格が下げているデータがある。(関係ないのだが、基礎知識として、基本的に米国では、中古住宅は家具や設備の整備付なので、価格が穏やかに上がるものらしいが、今回はバブル崩壊なのでもちろん下げているのだろう。)
 米国の上位40%が金融資産の100%近くを保有するらしい。また、9000万人以上が株式投資しているらしく、金融資産の50%を株が占めるらしい。株下落による逆資産効果から、消費者マインドは当然しぼむ。
 前記指数や住宅価格は底打ち的数字であるが、問題は金融機関である。今年以降の業績次第だろう。金融機関が好転しないと、株も売られやすいだろうし、株価が冴えないと逆資産効果が払拭されない。
 減税効果や、金融機関の持ち直しがキーになるのだろうか。
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テクオ
玄人さん
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年2月08日(金) 18:59    題名: 意外と儲からない国内石油会社 デフレ懸念 サブ問題 引用

 原油の値上がり分を、小売価格に転嫁するスピードが遅く、石油会社も本業の利益が圧迫されているらしい。予想純利益の伸びは、在庫の評価益の増加に依存しているらしく、本業の販売面での利益は出にくい体質になってしまっているらしい。道理で株価も落ちるわけだ。
 しかし、二番底的株価である。全面的に。結局NYダウに比例しているようだ。今後は戻すと期待しているが、地合が悪いので、どうなるかよくわからない。
 
 ところでNHKラジオのニュースによると、今後世界はデフレ傾向になりそうらしい。日本株は米国やユーロの金融機関が資金作りの為、売り続けるだろうし、米国はもちろん住宅バブル崩壊。世界的にも株価下落。中国でも不動産価格が下落したらしい。全般的に株や商品相場に投資するよりも、安全なオカネに戻す傾向らしい。
 従来大恐慌時にも価値が失われないと言われているキンも、穴埋めに売られ、価格下落の可能性があるらしい。元々困った時に売るのがキンで、現代のように世界が金余りで、破綻回避の技(オイルマネーや新興国マネーによる欧米金融機関への資金注入)があり大恐慌ハイパーインフレになりにくい世では、困った人なり法人なりが、ブツを売れば価格は当然下がるわけである。金利も下がっている。デフレ経済では売り上げも減るのだから、借金のある人や国はきつい。

 去年の中盤まで、せっかくインフレ、金利高、株高、不動産高の動きやすい日本経済になってきていたのに、また暗いデフレ経済に逆戻りとは、短い春だった。私も適当なところで株を売り、逆に売り方にでも回ろうかと思う昨今である。
 しかし、皆が皆、売り方になっては、株価は再び壊滅的に下落し、企業の資金調達力も落ち、経済もどん底に陥るだろう。それゆえ、巨大ファンドは現物買いのみ等の規制がかけられているのだろう。結局巨大ファンドの現物買いが経済のスタビライザー的役割を果たしているのかもしれない。現物あるいは信用買いが多いお陰で、売りも成り立つのだろう。そう考えると、どうも売りは気が引けるが、売りで儲けても結局消費し、世間を回るので、良いのだな、と思った。活発に動けば、税金や、地域で金を落とすので、例えカラ売りで得た金でも無意味ではないのだろう。

 しかし、何事もやりすぎは良くない。市場や自然を荒らす、人間の行き過ぎた行為は政治的に規制すべきだろう。結局、人間の行き過ぎた欲望の反動が自然環境や経済を危機に陥らせているようだ。欲望を叶えるためには、何でも許されるというような新自由主義の限界を、日米で露呈させてしまった昨今である。法律や規制のみならず、宗教や道徳の重要性が見直されてもしかるべきなのではないか?目先の利益の為に、理論的危うさにも目をつぶってしまった事が今回のサブ問題の原因だろう。米国銀行も競争が激しく、利益を上げる為には、ついサブプライム層にもローンを貸し付けてしまったのだろう。そして債権の証券化が被害を増幅させてしまった。そもそも基本的にローン不適格者に近い人間達に、数年後に金利が高くなるローンを組ませる方がおかしい。欲に目が眩んでいたのだろう。(人の事は言えないが、少なくとも私はせいぜい株の評価額が下がった程度で、精神的にはきついが実生活にはあまり影響がない。)日米とも金融機関の人達は、チョンボが国あるいは世界規模で影響してしまうので、よく研究し、気を付けてやって欲しいところである。
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テクオ
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年2月07日(木) 00:12    題名: 悪材料織り込相場 引用

 目先、金融機関の不調の次に、モノライン問題を、織り込みつつあるようだ。下げるのは速いが上げるのには時間が掛かる。ひょっとすると、今年はオリンピックの頃に株価が戻すものも多くなるかもしれない。いや、よくわからないが・・・
 早ければ今月中旬から戻す可能性もある。下げ幅も大きいし、米実体経済も不況になりかかってきているので、あまり戻さない可能性もあるし、じわじわと常識的パラメーターまでは戻し、その後は業績次第となる事も有り得そうだ。チャート的にも、戻して当然な銘柄が多いのだが、買い手(外資)が弱く、また、日本への参入障壁が有り過ぎて、二重三重の意味で買い手不在である。PBRが1を割ってしまうと、株式的に非常に買収を掛けられ易いはずだが、全くそんな話も出てこない。パラメーター以上に、日本への投資のしにくさを外人が覚えてしまい、サジを投げてしまったのか。いや、やはりサブ問題の穴埋めが先決で、それどころでは無いのだろう。中東のファンドはまだ立ち上がったばかりなのか、金があってもそんな事はしない。非常に紳士的だ。また、宗教的に汚い事をしたくないのと、日本は油の得意先なので、とてもそんな事をできないのだろう。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2008年2月05日(火) 23:33    題名: WTI   ヘッジファンド 引用

 WTIの吊り上げにより、石油会社だけでなく中東諸国も儲けさせている現在。前回の湾岸協力会議で、ドルペッグは維持された。低金利化でインフレ抑制力が無くなって来ているものの、WTI高値のおかげで、中東の利益は、過去に比べ激増した事だろう。逆にWTIが下落しては、中東は今の高利潤条件を維持できなくなる。今後、米は暗に、WTIを中東コントロールの切り札として活用してくるだろう。軍事的脅しをムチとすれば、WTI高値はアメと言える。今後、中東と一悶着あるのは来年かもしれない。2年後に中東で共通通貨が導入される際の、他通貨とのリンクの仕方が問題だろう。ドルペッグを維持するのか、色々な通貨とのバスケット制にするのか、はたまたユーロよりにしてしまうのか・・・。
 
ヘッジファンド
 通常の投資信託は小口多数の投資家から、比較的大きめの資金を集め、ロング・ポジション(現物買い:まさしく投資信託)で運用するのが基本らしい。巨額資金は市場の規制に引っかかってしまい、機動的に動けないらしい。一方、ヘッジファンドは、比較的資金量は小さいが、一人当たりの出資額が大きく、ロングのみならず、ショート(カラ売り)や、他の高度化した投資手法をも駆使して、利益を追求するらしい。通常の投資信託は、市場が下落基調ではファンドの時価も下がってしまいがちであるが、全体が20%下げたのに、ファンドが15%しか下げなかったら、そのファンドは健闘している、と評価されるらしい。一方、ヘッジファンドは相場が下落過程でも、カラ売り等の手法で元本をヘッジしながら、絶対的利益を追求するものらしい。私も今年はそのコンセプトを参考にしようと思う・・・。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2008年2月01日(金) 23:04    題名: いつまで続くサブ問題 引用

いつまで続くサブプライム問題、で検索すると、大和証券のインターネットセミナーでストラテジストの成瀬さんが詳しく考察してくれています。参考になります。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2008年1月29日(火) 23:09    題名: ガソリン税の問題 2    引用

 TVニュースによると、原油高で限界になってきている中小企業が多いらしい。それらのニュースを聞くと、やはり、ここは民主党の意見も尤もだ、と思い直した。米国もサブ問題から、一世帯当り6万円の減税をするというし、日本も、苦しい業者が多く、かつ、当初の取り決めから、租税特別措置を元に戻す方が良いのだろう。与党政府の過剰とも見れる道路整備案を聞くと尚更そう思える。
 与党は、ひょっとすると、この問題を契機に、益々国民の信任を失くし、場合によると次の衆議院選挙に非常に悪影響をきたし、与党の座を失う可能性が出てきたように思う。与党政府の道路計画から、現自民党の建設業界との癒着、というか、地方の建設関係者を票田としてきた党であったことが伺い知れる。
 が、現代は昔とかなり違ってきている。低成長、少子化・人口減少社会である。過剰な公共事業の必要性や建設雇用の促進も、もうあまり必要が無いのかもしれない。また、同時に為替レートの変化(円の上昇)により、もとい、隣国中国の資本主義市場への積極的参加から、自民党の別の票田・農業も競争力を大幅に失ってしまい、さらに後継者不足から自民の票田の縮小が予想される。時代が変わったということだろう。時代の変化とともに、農業や公共事業よりも、他の新たに芽生えた多種多様な産業に従事する国民のニーズに応えられないと、政権維持は難しいだろう。


 株価の方は、先日の大下落は、どうやらサブ問題に加えてソシエテ・ジェネラルという金融機関がイチトレーダーのチョンボで約6000億という巨額損失を出した事を市場が嫌気したらしい。今は若干戻した。


テクオが2008年2月03日(日) 18:02に記事を編集, 編集回数: 1
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2008年1月22日(火) 23:11    題名: ガソリン税の問題 引用

 原油高からガソリンの値上がりが酷く、民主党はガソリン税を下げるべきだと提案してきた。私は、ガソリン税を下げると、地方の道路財源が無くなり、道が荒れ、過疎化がさらに進み、最期にはゴーストタウンが増えるのではないかと思った。民主党議員は、現政府の見積もりより安く工事できるから、減税可能だという。以前サラ金金利の下げでも触れたが、高い経費は社会のセーフティ・ネットとなり決して無益なものでは無かったという考察をした。今回のガソリン税も、道路造りや補修に携わる土木建設業の雇用を保証するものであり、決して無益な税金ではないという点で共通点がある。
 高度成長時代には、すべてにおいて拡大路線、とりわけ日本全国の交通網の整備は、日本経済の発展に大きく寄与したことだろう。しかし、労働人口の減少や総人口そのものの減少、無駄な新道路の不要さ、等を考えると民主党の主張にも一理ある。新たに巨大道路を作る必要も無いだろうし、とすれば、補修程度なら、なるほど、あまり経費が掛かるとは思えない。
  多分、減税されると道路工事が激減し、地方の建設労働者需要が激減。若者がますます都市部に集中してくるのではないか?結果、地方はますます荒み、人口減少、市町村合併を繰り返す事態が予想される。時代は変わるものだ。いたしかたない。
 他方で、ガソリンが安くなると、消費が落ち込まず、炭酸ガス的に良くないという環境問題までからんでいる。
 この問題はよく議論し決めて欲しいところだ。

 後記:租税特別措置法という法律が在り、1993年から今年3月31日まで、ガソリン税等が2倍に設定されたらしい(道路用に?)。元に戻すだけ、というならなら民主党の主張も分かる。 しかし、赤字政府の苦悩も分かるし、難しい問題だ。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年1月22日(火) 21:40    題名: 株価下落 引用

 日経下げまくりだが、これはカラ売りのせいかと思う。外資より、国内が臭い。外資の寄り付き前注文状況は、大した売りではない。便乗売りが多いのだろう。ここで現物を売っては負けが確定してしまうので、当面売る気はない。私は現物オンリーなので、評価損は発生しても、特に経費は発生しない。理論的には半永久的に保有できる資産である。その間、配当金は貰える。まあ50年も保有すれば下落もペイできるだろう。 Laughing
 しかし、実力以下に売り込まれている日本株である。バブル崩壊時は、株価自体がバブル(パラメーター的に超割高。今では信じられない位だ。当時日経新聞が年初めのコラムで指摘していたのを思い出す。)だったし、不動産向け融資の総量規制(故橋本元首相が大蔵大臣時代か)が掛けられ、後に国際会計基準採用が、企業業績の悪化に拍車を掛け、下げたようだが、現在は、サブ問題や日本の投資妙味の無さ、昔仕込んだ日本株の利食い、等の為、外資の売りも持続している。加えて、国内外の機関・個人投資家のカラ売りも影響大だと思われる。今後、米国の景気減退や、国内の建設・不動産の不調から、日本も景気が後退するのだろうが、現状ではまだ、今年度の決算も出ていないのに、この株価の下落は気が早すぎる。
 元々サブ問題は米国の問題であるのに、米の下げは大したことが無く、今期あまり業績が悪くない日本株が暴落している。日本の株式市場の売買代金の6割が外資だと言われ、本国のリスクヘッジの為、直接関係の無い日本株が、いいように扱われているのだろう。米国株は年金運用など、米国民にとって下げて欲しくない要素が多いらしい。それは日本も同じだが、所詮、属国的存在である。そして、国内の便乗売り。多分、この大下落の主役はむしろ国内かもしれない。
 しかし、下落が早ければ、それだけ解決も早いとも言える。いつまでもだらだらと下げるより、いっきに下げ、膿を出した方が後の回復が早いだろう。カラ売買は、そういった意味で経済の進展を早める効果があるらしい。多分、現在の相場の攻防は、現物投資派よりも、投機色の強い、というよりも投機そのものの、カラ売買派の攻防がメインかもしれない。元々、最近の株価は下落傾向があり、その分、信用買残が積み上がっていた。その信用買い方をブレークする為の大下落なのかもしれない。要するに市場に現金も注入せず、利ばかり取ろうとする者、餓鬼のように欲の強い人間の欲を逆手にとった搾取である。現物凍死家、もとい投資家は表面の荒れ狂う波を避け、安泰の海底でじっと待ち、海上の天気が良くなってから、海から上がれば良いのである。とにかく、現状は、信用買いを入れている投機家こそが阿鼻叫喚の状況であり、むしろ最近買えた投資家は、比較的安く買えたな、と思い、じっくり待つのも手だろう。下がると思えば売り逃げれば良いし、戻すと思えば保有しておけば良い。大事な母国の主要企業に投資し、損をするならそれは決して損では無いと思う。現金は所詮使うものだ。使い道の無い資金を母国に投資するのも悪くないだろう。また、一方で日本はそこまで弱くないという信念もある。この問題が一巡すれば、また日本は復活するだろう。ものすごく時間がかかるかもしれないが・・・。


編集者: テクオ, 最終編集日: 2008年1月24日(木) 10:14, 編集回数: 2
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年1月18日(金) 10:29    題名: 売られまくりの一週間 引用

 しかし、よく売られた一週間だった。各種パラメーター、チャート的に割安の株をしこたま仕込んだ(私の資金量は知れているが・・・)。外資の売りが止まらない。日本離れや、数年前、日経8000円近辺から安く仕込んだ日本株を利食い売りしているのだろう。空売り勢も多いようだ。
 一方、日経新聞によれば、売られすぎで大企業の株価のPERは34年振りの安値圏。PBRにおいては、平均は崩壊後最安値よりは高いが、個別では東証一部でさえ、1を割り込む銘柄が多い。ここまで売り込まれると、配当利回りが長期金利を上回ってしまい、長期国債等の債券を買うより、得になってしまう。おまけに長期保有していれば、株価も上昇する可能性が高い。
 私は、比較的短期売買が好きなので、今回リバウンドしたら全株売ってしまう予定である。が、、ここまで売り込まれてしまった為、マイナスが出てしまうかもしれない。得に、個別で業績が悪くないのに、親会社に吸収されるニュースが出たネット証券の下落が痛かった。処分後は、デイトレ的短期取引をしたいと思っている。今年は場合によれば短期でカラ売りもはじめたいと思っている。
 日経はとりあえず、リバウンドを開始すると思われる。しかし、精々15000〜16000円が限界かもしれない。その当りで逃げようと思っている。プラマイゼロ以上なら売り逃げて損はない。配当が付くものなら、しばし、売り場を待つのも手か。

 日経は個人的には年末まで下げるのでは、と思っている。チャートが右肩下がりだし、外資は、昔仕込んだ分を利食いたいだろうし、サブの補填もあるだろう。米の金融機関もしばらく落ち着かないだろう。しかし、個別で、パラメーターが良いものは、あまり、下げる余地が無いかもしれない。良い会社であるのだが、キングオブ○○(日本の株の中心だと思っているところ)も、今年夏転換社債?で希釈化されるものも下げ基調である。これは仕方ないが、他の弱いところは株価的にも淘汰されてしまう時代かもしれない。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年1月11日(金) 01:03    題名: スーパー(メガ)・チューズデー 引用

 2月5日(火)が、米大統領予備選挙の集中日らしい。現在、民主党ではヒラリーさんが女性票を集め、健闘しているようだ。よくわからないが、皆さん頑張って下さい。
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テクオ
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年1月07日(月) 09:51    題名: 特に問題のない日本? いや、やっぱやばい? 引用

 特に問題ないと思っていた最近。プライマリーバランスももうヒトコエで黒字。あとはインフレと増税でなんとかなるでしょう。むしろ国家運営の為には、インフレの元凶;原油高は欠かせない。民間はたまりませんが・・・。目先の株安も買い方にはチャンス。少しづつ買い集め。決算が株価に織り込まれる時期が楽しみ。

 と、思ったのだが、どうも、ニュースは景気後退の悲観ばかり。為替も円高だと、輸出企業の業績にマイナスだという。115円で設定しているらしい。また、世界のファンド・マネージャーは中国、インド等の新興国に夢中らしい。両国の去年の上昇率は凄まじい。しかし、私は、リアルタイムで取引できる日本株の方が楽しいのだ。
 ニュース総悲観なら、そろそろ底も近いかな、と思うアマノジャクな私である。銀行・証券では、まだ、去年の最安値を割っていないものも有る。昨日などは、逆に値上がりするものもあった。全体としては、右肩下がりだが、時々リバウンドしながら下がるはずだと踏んでいる。去年の夏前もリバウンド狙いで建設株を多く仕込んだが、改正建築基準法の影響でリターンはなかった。はめられたかな、と思ったが多分関係者も本当に影響を読めず、面倒なのでいつも通りの業績予想を出していたのだろう。損失を夏〜秋まで銀行・小売株の短期取引でとりもどし、今回比較的ロング・ポジションでいろいろ買い集めている。いくら、環境が悪いとはいえ、年に一回くらいは噴いて欲しいものだ。今のように総悲観時に空売りを仕掛けると危険だろう。売りを掛けたとたんに暴騰したら目も当てられない。現物なら例え負けても笑い話で終えられる。現在、日本株は世界で2番目の低水準らしい(騰落率)。ここまで落ちると、逆に値下がりリスクは限定的なのではないか?あくまでも目先の話だが。欧米の銀行決算の悪影響が織り込まれれば、相場はとりあえず反転するのではなかろうか?(八日深夜後記)
 
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年1月06日(日) 20:02    題名: オイルマネーはどこへ行く? 引用

 商品市場が値上がりしているのは、株式などの市場に比べ、少ない資金で値動きしてしまう事も要因らしい(NHKラジオニュースより)。なるほど、商品市場には数えるほどしか種類がない。多分それもキャパの小さい原因だと思う。このように、元々価格が吊り上げられ易い環境の上に、さらに原油高で儲かったオイルマネーで買われれば、益々上がるわけである。しかし、いつかは実勢価格に下落するのではないか、と指摘する人もいる。

 ところで、ここしばらくの原油高で積みあがった中東のオイルマネーが投資場所を探している模様である。アブダビは日本にも投資してくれそうである。中国も場合によると投資してくれるかもしれない。別の投機マネーも、どこかの市場が上がれば、適当なところで売り抜け、次の安い対象に乗り換えるのだろう。中国市場や原油市場が調整局面に入った時、今安い日本株などが買い上がられるのかもしれない。

 しかし、今年の大発会はひどかった。ただ、外資の寄付前注文状況はわずか70万株の売り越しだった。多分正月早々に日本株を大量に売る程、彼らは非常識ではないのだろう。むしろ最近はようやく買い越しの日がちらほら見受けられる。
 ということは、国内の投資家(機関?)が原油高・円高を見て失望売り、空売りを掛け、別の投資家(個人?)の狼狽売りを誘った可能性が強い。また、年末かなり上げた銘柄も多く、その利食い売りもあったのだろう。
 日本株は倒産価値近辺かそれを下回る大企業も多く、全株買収した方が、本体を買収するより安上がりな状況になってしまっているところも多い。そのくらい割安になっている。しかし、欧米はサブ問題で余計な資金がまったくない。中東や中国の政府系ファンドに買い支えて欲しいところである。欧米も相場運転資金で若干買ってくると思っている。ただ、米国銀行の決算に、精神的にどう影響されるかだと思う。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2008年1月04日(金) 02:23    題名: アメとムチ 引用

 米WTI(ウエスト・テキサス・インターメディエト)商品市場で原油が1バレル100ドルをマークした。とんでもない価格だが、感覚的には、もうなれっこで、こんなもんだろうな、くらいの感想しかない。しかし、これ以上上がると、各企業も末端価格に転嫁するしかなく、さらにインフレが進むだろう。価格転嫁できない商品を扱っている分野では、下請けや中間業者がますます我慢を強いられ、倒産する企業の続出が、昨年に続き今年も予想される・・・・。現代文明はやっぱ石油依存文明だったのだな、と気付かされる。
 一方、儲かって仕方ないのは、やはり産油国や石油産業である。中東など、ウハウハで笑いが止まらないだろう。この高値は、年末ドルペッグを維持してくれた中東諸国へのお返しを兼ねたご祝儀相場とも見れる。中東は、やっぱ米国だね、ドルだね、と決定を再評価しているところだろう・・・。しかし、市場もなかなか洒落た事をするのだな、と思う。尤もドルペッグを決めた途端に価格が下落したのでは、中東もイヤーな印象しか持たないだろうが。○○の一方で、こういうアメも与えるのだな、と思った。
 株式市場に関しては、私は上がれば持ち株を売るし、下がれば若干買うというポジションである。しかし、業績の下方修正があるならいざしらず、このままなら下げる理由があまりない日本株ではある。これからは個別業績が反映される相場だと思っている。米銀行が潰れそうでも良いものは良いのだ。例えば99プラスなどは年末3日連続のストップ高であった。倒産価値を大きく下回る株価まで下落してしまうと、誰かが買うという実例だろう。私も年末上がったものは売り、年初に下がるものは買おうとしている。そんな感じで、持ち株が上がる事が無かったら仕方ない、適当なところで損切しようと思っているが、下方修正で長期的に見込みが無くならない限り持ち株は保持しようと思っている。
 湾岸協力会議(GCC)参加国(カタール、バーレーン、オマーン、サウジ、アラブ首長国連邦、クウェート←通貨バスケット制)は2010年には共通通貨を作る予定らしい。当面はドルペッグ維持に決定したので世界も安定するだろう。しかし、イランの動きは読めない。今後、通貨維持のため、イランをネタに中東でさらに暴れまわる、かの国の姿も若干想像できなくもない・・・。日本での○○法案の可決に期待するところだろう。
 日本は原油高の悪影響を受け、さらに若干のインフレに見舞われ、中小企業も倒産の多い年になるだろう。安売りコンビニスーパーの人気が高まるだろうが、古参のコンビニやスーパーはさらに厳しくなるだろう。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2008年1月01日(火) 12:27    題名: パラレル・ワールド 引用

 円とドルがユーロ・原油・キンに対して数年前の半分以下の価値に下がってしまった最近。わずか数年でこれでは、ほとんど大恐慌レベルだ。しかし、通貨供給量が多く、オイルマネー等の潤沢な投資資金が余っている現在では、下落した経済を誰かが買い支える、というか安いから買いだ、と、食いついてくるらしいから、恐慌にはなりにくいと言われている。また、日本でも原油高以外の影響は今のところないと考えている。

 世界のGDPのうち、米日の占める割合は約36.6%、ユーロは30.2%である。(ウイキペディアより2006年ドル換算データ)

 大前研一さんによれば、いずれ世界の通貨は単一通貨に収斂していくというが、まだ先の話だろう。世界は通貨的に大きく二分され、経済的にパラレル・ワールドが形成されていると見る事もできる。保守的でデキの良いユーロと、金の為ならなんでもやる米日:ドル・円連合・・・。
 年末、中東はドル・ペッグ維持を決めたらしい。まだまだ経済規模の大きい米。また原油価格をここまで吊り上げてくれたのは、米国のWTI商品市場である。米国はけっこう産油量があるが、凄まじく消費する為、中東からある程度輸入する得意先でもある。とどめにインド洋上からの監視。とりあえずは維持が正解だろう。しかし、今後、誰の目から見ても分かるくらいドルが凋落(ちょうらく)した場合、米も諦め時代の流れに従うだろう。まだその時期では無かったということだ。
 
 米日的には、実需予想や投機から商品価格が上昇、すなわちインフレ的。日本国内では、競争激化、賃金デフレからデフレ的面もある。一方、経済運営が順調なユーロでは堅実な社会運営が為されている事が想像される。今後どちらの世界がメインになるかは、どちらかというと、ユーロの方に分がありそうだ。米日が赤字体質から抜け出せないのに、ユーロ諸国は順調である。ただ、米日には、強力な軍事力や技術力がある為、けっこう善戦するだろう。基本的に日本は米国よりは赤字体質から抜け出しやすいと考えている。赤字体質から抜け出せたら、地味でも堅実な日本に成ってほしいものだ。米国市場が弱くなっても、中国やロシアが控えている。
 いまや世界で浮いた二国になってしまった米日だが、経済規模はまだまだ大きい。今後も協力し、行けるところまで行きたいものだ。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年12月25日(火) 22:00    題名: 目からウロコの日本メーカーの実態〜大前研一さんのレポートより 引用

 ネットでいろいろ情報収集しているうちに、日経BP系のブログに大前さんのレポートを発見した(大前 59回 等でググれば出てくると思う)。その第59回その他に、日本の家電メーカーが世界のPC・携帯両市場において苦戦している、というものがあった。私は、日本のメーカーは調子が良いのだ、と勘違いしていた。国内市場では結構良いのだが、世界では芳しくない。大前さんのレポートを読んでびっくりしてしまった。また、自分の感覚のズレにあきれた。サブプライム問題やドル・ペッグの話にも、知らない事もあり、感心したが、日本のメーカーの話は意外だった。また、日本のメーカーは全分野で強いと信じていた自分の古さに気付かされた。技術力だけでは、世界では通用しないらしい。マーケティング力、経営力が無いと・・・。
 日本は人口減少、高齢化に向かうので国内市場だけでは先細りである。世界戦略が必要だ。
 大前さんのレポートには、サブプライム問題(第107,108回)や食料自給率(第1回)に関する考察もあるので、読んでみると非常に参考になると思う。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年12月22日(土) 04:06    題名: サブ問題とりあえず収束か 引用

 シティはアブダビから、モルスタは中国から、メリルはシンガポールから、それぞれ資金調達に成功した模様である。サックスは、逆張り投資により過去最高益をマークしてしまったらしい(逆張りというより空売りでは?それにしても優秀なトレーダーがいたものだ。)。日本のメガバンクは、資金協力にとりあえず否定的のようだ。今年一年以上の利益がなくなってしまう。政府系資金でないと賄いきれない額のようだ。
 これでとりあえずは、米日の市場も一旦落ち着き、右肩下がりながらも、例年の動きを示すのではないかと期待している。
 
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年12月04日(火) 10:41    題名: 正念場のドル 引用

 中東がドル・ペッグを見直す直接の原因は、どうやら、米の金利低下により、自国も金利低下せねばならなくなり(為替変動を防ぐ為)、インフレを抑制しにくくなってきたかららしい。米の金利低下は、サブプライム問題により損をした金融機関の資金繰りを好転させる為、あるいはサブプライム・ローンを借りている人の負担軽減の為、行われたのだろうが、中東では裏目になっている。米にとっては自業自得な事になってしまっている。優秀でない国の通貨は信用を失うのが当然のようだ。
 しかし、通貨が下落すれば、インフレで株価も上がりそうなものだが、下げまくっている日経である。これは、米欧の金融機関がサブプライムの損失補填に売りまくっている為だと考えられる。損失補填が終了すれば、買われやすくなるし、ドル円の地位が下がれば、相対的にデキの良い企業の株価は上がるはずである。この考えが正しければそのうち、株価は反転するだろう。サブプライム問題が収束すれば。
 しかし、旗色の悪い米国である。日本円も少し没落するのを覚悟すべきかもしれない。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2007年12月01日(土) 01:50    題名: 没落した米日 引用

 現在、巷では原油高ばかりが注目されているが、よくよく考えてみると、原油ばかりでなく、ユーロ、ゴールドも数年前の倍になっている。中国やインド等の発展による実需予想により、商品価格が上がっている、と言われてきたが、円ドルが国際社会の中で半分の価値に落ちたと見る事もできる。
 米日は赤字体質であり、揃って落ちていると見れるかもしれない。30日の朝、NHKのラジオで、中京大学の教授が言っていた。まだ良い方で、もっと落ちる事もありうるという。
 円安では悪い面も良い事もある。悪い面では、輸入品が高くなりインフレ・物価高で庶民の生活はきつい。一方で、輸出産業の競争力が増すし、国や個人の借金が実質目減りし返しやすくなる。だが、金融資産は目減りする。このように、良い面と悪い面は実は表裏一体である。状況に合わせてうまくコントロールするのが良い。
 インフレでは貯金しておいても低金利では、実質的価値が目減りしてしまう。すぐ使ってしまった方が得だ。しかし、貯えがないと、いざという時困るのでやはりある程度の貯金も大事だ。一部をユーロ、ゴールドに代えておくと良いかもしれない。今後、米が中東でのドル・ペッグの維持に失敗したら、ユーロ・ゴールドの価値は相対的に上がるかもしれない。日本は現状、米に大量に製品を買ってもらって成り立っている国だから、円はドルに連動している。
 今後少なくとも10〜15年位は、ドル防衛に成功してほしいところだ。でないと、日本はさらに貧乏になるだろう。中国、インド、ロシア等が米に代わる日本の市場に育つまで、日本はドル防衛に協力すべきだろう。そのあたりの国益を無視して、単に政権をとりたいがゆえ、与党をたたく野党は、もはや国賊に近いと思われる。表向きはテロ対策に洋上待機している米軍艦であるが、実際はユーロにシフトしようとしている中東諸国を威嚇し、プレッシャーを掛けているのだろう。もし、日本がさらに貧しくなって破滅的社会になっても、世界を自然の流れに任せたい平和主義者は、テロ特措法案に反対すべきだろう。
 とりあえず、ここしばらく、15年位は、米に協力し、ドル防衛すなわち日本の国益を出来るだけ維持する一方で、中国、インド、ロシア、ユーロ等の諸外国市場の開拓に精を出す、という方針が大人の思考というものだろう。この大事な時期に与党の足を引っ張る野党はもはや国賊に等しいと言えると思う。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2007年11月29日(木) 00:18    題名: アブダビ 引用

 27日昼、米シティバンクに、アブダビが8000億投資する、というニュースが伝わり、午前大きく下げていた日経が午後急激に値を戻した。アブダビはアラブ首長国連邦の中で、最も豊かで広い首長国らしい。中東でまだ米国寄りの国があったんだ、と思った。
 シティは直前まで、今後1万数千人〜4万人のリストラという非公式なニュースが流れていた。ほとんど倒産の危機だったようだ。サブプライムでそこまでやられていたとは思わなかった。これでサブプライム危機も若干和らぐだろう。一方、日経に於ける寄り付き前外資注文状況は11月に入ってからまだ一度も買い越しが無い。今回良いニュースが出たが事態の深刻さは変わらないだろう。
 私は今日の前場で持ち株を処分してしまったが、0時現在のNYダウをみると、明日は日経も上げそうである。ちょっと置いてきぼられた感じであるが、また適当な時期に買おうと思っている。うまくすると来年の春まで株価は上下動しながら若干戻す可能性があるが、外資が買ってくれない事には始まらない。明日あたりから買いポジに変わって欲しいものだが、無理か?日経東証1部の売買の内訳は外人49%、個人39%、残り金融・生保等の機関投資家らしい。外人が調子良くないと日経もきつい。
 為替も107円台をピークに円安に転換しつつあるようだ。ドル高に戻るにつれ、じわじわと買われるのを望む。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2007年11月21日(水) 02:13    題名: どん底? 引用

 日経は、目先どん底レベルではなかろうか。春に向けて、若干のリバウンドが期待できると踏んでいる。
 企業の中間決算が今週でほぼ出尽くし、いよいよ今年度も年度末に向けて、もうひと頑張りの時期だ。全般にそう悪くないのだが、米サブプライムに煽られて、メガバンクを中心に右肩下がりの株価だ。が、メガは公的資金は返し終わっているし、下方修正したとはいえ、各社(各行とも持ち株会社化されている)純利益は数千億円を予定している。米のサブプライムが落ち着けば、株価の最高レベルへのリターンも期待できるが、当分先だろう。せいぜい○○レベルまでのリバウンドしかしないだろう。(24日、後記:みずほを中心に考えると、以前の外資への優先株が、来夏以降、普通株として放出される可能性が高いらしく、最高レベルまでは行かないかもしれない。○○レベルが精々かもしれない。)
 株価が伸びないのには、2〜3理由があるのだろう。やはり、まずサブプライム問題。欧米が損失補てんに売りまくりであった。20日も特にひどかったが、日経は後場買い戻され逆に上げた・・・。また国内金融機関の損失も拡大してきた。さらに、米が悪いと車や機械も売れないだろうとの予想で、トヨタ等業績の良いメーカーまで右肩下がりである。
 サブプライム問題は、利用者がさらに不利な金利になるらしい来年以降も深刻化が囁かれており、当分根本的な改善は望めないと思われる。従って株価は全般的に右肩下がりだろうが、売られすぎれば若干のリバウンドはあるはず。
 あと、外資は数年前、日経がどん底の時・・・、言うこと聞かないとIMF送りだよ、と脅されて構造改革を迫られた時期に、安く大量に仕込んだ日本株を利食い売りしているのではないか、と個人的には思っている。現在日経は安いが、当時に比べれば相当高い。為替も円高で売り逃げやすい。円高なら、日経が若干安くともドルベースでは相殺できる。また、○○の決算売りとも言われている。
 金利が低く、金融資産があっても金利が少ししか付かないのも、遠因かもしれない。国が赤字のため、低金利政策を取っているのだが、高金利時代に比べて通算で3〜400兆円の金利収入が失われていると言われているらしい。これでは国内経済がぱっとするわけがない。
 国の赤字で地方切捨て、低金利、原油・資源高、人口の高齢化による社会保障費増大による国の財政の圧迫、過去の赤字と現在の高齢化問題に起因した増税路線・・・。
 良い話はほとんど無いが、12月になればボーナス時期だし、クリスマス商戦もはじまる。目先どん底感が溢れ、都心も静まり返っているが、そろそろ若干のリバウンドの時期だろう。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2007年11月04日(日) 14:25    題名: 閉じた系 引用

 ユーロ高だと、ユーロから物を買う時不利である。日本の対ユーロ輸入がどれだけあるのか知らないが。ところで、日本の食糧自給率の低さが指摘される事が多いので、小麦はどこから輸入されているか調べたら、米・オーストラリア・カナダからが多いらしい。ということは、ユーロ高でもあまり困らないという事だ。逆に日本のように対ユーロで安い通貨だと、ユーロからの輸入を控え、上述の国家のような、為替的に有利な国々から物資を調達しようとするだろう。ユーロ抜きの閉じた系で生活できてしまう事になる。逆に言えば、強い通貨の国からの輸入を為替的に排除できるのだ。為替相場の事はよく分からないが。
 日本の経営にとって、ユーロ高、オイル高、資源高は、決して不利では無く、むしろ有利だろう。庶民や民間企業はオイル高、資源高は目先痛く、それによりやられてしまう所もあるのだろうが、国が存続しやすいなら、いたしかたないだろう。 
 食料を気にする人が多いが、自給率を上げてしまったら、米国から小麦や肉を買わなくなるので、報復に日本の自動車も買われなくなるだろう。自給率を上げると、地味な農業国になるかもしれないが、多分、欲の深い日本人は我慢できないだろう。また米国との付き合いが薄くなり、安全保障上も極めて不利になるだろう。欲と安全の観点から、現状もやむを得ないのかなと思う。自給率を下げる事により、あるいは米国から小麦や牛肉を買うことで、逆に平和が買えているのなら逆に安い買い物なのかもしれない。その辺の構造を無視して、ただ自民に反対の党はちとナニな気がする昨今である。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2007年10月31日(水) 06:15    題名: インフレとデフレの混在、グレーゾーン金利の廃止、未来 引用

 国内経済では、現在インフレとデフレが共存している様だ。数年前、学者の小論文で、そのような場合の指摘を読んだが、その時はピンと来なかった。今は分かる。原油高による物価上昇はインフレだ。しかし、一時期、日本経済が深刻な不況でリストラの嵐、就職氷河期だった時に増えた非正規社員、ニート・フリーター、実力主義と言う名の賃金リストラ、その他による平均賃金の低下が、消費を抑え、物価がデフレ的なのだ。
 前回も書いたが、原材料・燃料費高を末端価格に転嫁できないと、その分を下請け業者が負担を強要されたり、元請も内容量を減らしたり工夫を強要される。内容量が減ると、当然、実質売り上げが減るのだ。利益の減少は従業員のサラリーの低下に反映し、結果さらに消費が伸びないというデフレ・スパイラルに軽く陥っている傾向がある。下請け・中間業者も苦しそうなデータが出ている。
 世は少しづつ変化しているので、絶えず勉強し、自分達も変化に合わせて適応していかないと未来は無いようだ。

 昨夜、NHKで貸金業法の改正で、逆にネオ闇金が暗躍している旨の特集があった。出資法と利息制限法の上限金利の差が無くなり、いわゆるグレーゾーン金利が消失したので、その点では、借り手は有利になったが、金融業者の与信条件が非常に厳しくなり、以前は7割の人が借りられたが、今では、なんと申し込んでも3割の人しか借りられないという。そのため大手消費者金融で断られた人が続々と闇金に流れているという。金利が高ければ、大手合法業者も進んでリスクを取れるため、危ない利用者にも与信を与えやすく、金を貸しやすかったという。大手で漏れた人は、非常に危険な状況にある。闇金しか無いと、破産の確率が非常に高い。また、大手消費者金融を使えない人が大量に出ているという事で、景気には大幅にマイナスであろう事が予想される。
 この件を見ても、一体、なにが正義なのか、わからなくなる。金利が高すぎるから下げると、借りられる人は良いのだが、借りられない人は即破滅に近い道しか無くなってしまったのだ。割高でも社会全体のセーフティーネットとして機能していた部分があったのだな、と気付かされた。
 
 このように、この2点を見ても、非常に景気にマイナスな事象が、出てきている。景況感の悪化は、原油高による悪影響のみならず、グレーゾン金利廃止のような目立たない案件からも大きく影響されていると感じる。

 日本は将来的に、人口減少が予想されるので、中期的にはインフレで給料も高くならないと、発展は望めないように思う。消費者の頭数が減るので、給料も高く、物価も高くないと、とりあえず国の借金を返すには不利だ。しかし、返し終われば、マイナス成長でも良いかも。当面は厳しい経済が続きそうだ。
 一方、目先では東芝や三菱電機の好調等、好業績企業も目立つ。儲かる部門の選択と集中が功を奏しているらしい。個人的にも、さらにセルフ・コントロールの重要さが問われる時代かも。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年10月20日(土) 06:25    題名: 悲観論と楽観論 引用

 どうも、日本経済、いまいちで悲観論に陥り易い昨今である。日本は先進国化したことで通貨が強くなり、途上国に対して相対的にカモにされやすくなっている。ハイテク工業製品でなければ国際競争力が発揮されにくい為、ローテクな仕事は海外に取られやすい。最近では、事務まで海外にアウトソーシングする企業が出てきたそうだ。冷戦後、社会主義国も資本主義市場に積極的に参加してきた為、メガ・コンペティションとも言われる。
 社会経済の成熟化とともに、人口も急速に老齢化し、それも国の経済に暗い影を落としている。20〜30年は駄目ではないか、とさえ思う。
 また、途上国の進化が予想され、それによるエネルギー・資源の需要拡大予想から、原油・キンがすこぶる高い。私も数年前、仕事の客に金を薦める事が多かったがここまで伸びるなら、もっと保有しておいても良かった(若干リグって株に乗り換えた)。話がそれたが、原油・資源高も日本経済に暗い影を落としていると思う。原材料費の値上がりを価格転嫁しやすい企業は良いが、消費者の平均賃金が下がってきた現状では、末端価格に転嫁しにくく、結局、中間業者や下請け中小企業にしわ寄せが大きいのではないか?最近の中小企業の倒産数の多さから、そう推察される。非常にデフレ・スパイラル的な昨今なのである。
 一方、ユーロ通貨が非常に強い。原油、キン、ユ−ロ通貨が上がったという捕らえ方もできるが、ドル・円が弱いとも取れる。日本のように、ほぼ全産業的に技術力の高い国は、この点では非常に有利かもしれない。対ドルでは横ばい(ボックス圏での変動はある)、対ユーロでは円安、対元でも円安が期待される。これは、対外的に商売がしやすい事を意味する。そして物価が上がれば、経済活動に付随する税収も増え、国の赤字を補填しやすい。日本経済がピークを付けて、下落していく過程でも利益はあるのだ。悲観と楽観は実は表裏一体であり、どちらかに偏りすぎず総合的に見るべきだと思われる。3高は米英日の総合戦略なのか、それとも神風か。国家が生き延びるには、犠牲者はやむを得ないのか。ああ、無情な現世である。

 なお、補足ですが、最近日本国債の格付けが上がったようで、とりあえず日本発の恐慌は無いような感じです。NYは夕べは大幅下落。下落が続くとやばいのですが、今年はサブプライム問題がある為、季節的変動が早めに行われているのかも。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年10月17日(水) 20:33    題名: 株価予想はずれ 引用

 前回、上げを予想したが、はずれた。今日は下落した。
 しかし、私はデイトレーダー化しているので、ちゃっかり利を出した。仕事終了後、携帯で株価チェックしたところ、前場の下落のダブルボトムを形成していたので(某社携帯ソフトは日中足チャートまで表示できる)、すかさず買い、1〜2分で上昇したので、即、成売、約定できた。午後帰宅後、パソコンでチェックしたところ、その後さらに下落しており、危ない取引であった事が判明。しかし、勝ったという事はその瞬間の判断は正しかった。
 午後、同業他社Bを物色するも、リバウンドに乗り切れず、出遅れC社に投資するも、上昇せず、買った値段で売る。手数料はかかったが、一日では若干の利を出せた。C社は先週水前場で買い、後場までホールドして大きくやられており、今日は反省から不調なら即、手仕舞った。デイトレは、損切が大事だという。C社は、同業他社に比べてデイトレには向かない、という判定を得た。
 このように、デイトレでは目先のうねりを取る為、長期的見通しはあまり必要ない。実際の相場も、前日やその日出たニュースに左右される。長期的には、サブプライムで損をした外資の換金売りや、日本経済の弱さが織り込まれ、右肩下がりだったりするわけだが・・。むしろ、短期資金の攻防が相場の実体だろう。従って相場におけるデイトレは決してマイナーな事柄ではなく、目先はむしろそれがメインなのだ。国内外の機関投資家や個人投資家の資金がコンピューター上で激しい攻防を繰り広げているのが相場のようだ。機関投資家ならその運用ソフトの出来不出来やトレーダーの力量が問われる。個人もしかり。個人はシステムトレードしている人は少ないだろうが。
 一方で長期的流れや、季節的流れというのも存在する。それによる株価の形成こそが平均的真実なのかもしれないが、ロング・ポジションは理論予想値通り動く大企業でないとリスクも大きい。いずれにしろ、攻めと守りのバランスが大事である。人生にも言える。
 また、一般投資家の中には、相場のカモになるケースも多いだろう。相場は知識や情報が力といった弱肉強食の面があり、しろうと投資家はカモにされやすいのも事実だ。株式による投資信託などは、その傾向があるように思えてならない。というか、株式をメインとした投資信託は設定時期の株価に大きく左右される、ほとんど株式投資と同じだという事を知らないと、危険である。設定する時期で結果がかなり違うと思う。その辺の説明が全くない投資信託の募集は、ちょっと詐欺に近いものがあると思う。大金の絡む事象は自分で良く勉強し、カモにされないことが大事だと思う。
 株価の今後の展望は、日経平均週足チャートから判断すると16600くらいで反転するかもしれない。

 現代資本主義社会では、このように余剰資金や運用資金が利益を求めて激しく攻防する場があり、同時にそのような人間の欲望や希望、目標を利用して企業が資金調達する場がある。目先の株価はどうあれ、それが基本のようだ。そして優良企業は、人々の期待に応え、キャピタルゲインや配当を返してくれるが、一方、脅しや騙しにより相手の金を巻き上げようとする輩も暗躍しているのだろう。また、純粋ゲーム的に実力で勝負する人間もいるのだろう。人間社会の真実や嘘、複雑さ,多様さが反映された場である。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年10月15日(月) 22:46    題名: 最近 引用

 私の仕事から見ると、どうもあまり良くない。9月10月と連休が多かった為、遠方にレジャーに出掛ける人が多く、都内に金を落とす人が減ったのだろう。しかし、それだけではないようだ。春のGDPはマイナス成長だったらしい。企業の倒産件数も中小を中心に多いようだ。物価も原油上昇分を差し引くと下がっており、デフレ傾向から脱却できていないらしい。日本経済は思った程強くないようだ。原油の値上げや、住民税の値上げによる消費へのマイナス効果のしわ寄せが、中小企業に押し寄せているのかもしれない。そこでメインの製品がデフレ的では、利益がでにくいだろう。そういったマイナス効果がじわじわと効いてきてしまったのかもしれない。非正規労働者の増加による平均賃金の低下も消費にマイナスだ。
 一方、最悪期を脱してきたので、都市部での企業の求人は多いようだ。就職氷河期から採用氷河期になったとも言われる。正社員が増えるだろう。ユーロ高でユーロへの輸出がしやすい環境も出てきた。少しすれば、若干好転すると思われる。
 株価の方は、9月末週、10月初週は予想通り好調であった。先週は調整。今週は、日経は微増だが、下げている銘柄も多い。明日から反転する可能性がある。その根拠は秘密だが。ただし下げる可能性もある。(10/15NY下落なので日本10/16は下げそうだ。)わたしは、最近ついにデイトレ主体でトレードしようとするようになった。どっしりとした人なら、安値で買い、ロング・ポジションをとれるだろうが、どうも最近、怖さを知り、デイトレに傾いてきた。デイトレはある程度の資金量と、向く銘柄、時間がある事が条件だと思う。デイトレの良さは、その日一日中に株価のうねりを取るもので、薄利だが、持ち越ししないので、リスクが少ない。その代わり、利益もロング・ポジションより少ないだろう。しかし、下落局面でも取れる。というのは、株価は一直線に動くものではなく、下げる時でも必ずと言っていいほど、波を打つからだ。上昇局面はもちろん下落局面で、現物売買のみでも利益がだせる。資金量があれば、信用取引など不要である。現金は強い。バルクがあれば更に強い。
 資金量のない人は、むしろロング・ポジションで投資の王道を歩めばいい。中小企業の割安株がねらい目だ。中小(新興)株は、変動率が高い。リスキーだが、小額資金の損は知れている。積極的にリスクを取れる。勝つためには、勉強が欠かせないだろう。そして複利運用・・・。今後2週は上げる可能性があるが、絶対ではない。むしろ次回の狙い目は、その先の下落時だろう。私もその時はロング・ポジションを取るかもしれない。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年9月26日(水) 08:18    題名: 株価見通し 引用

 今週来週は安値を拾えば、多少おいしいかもしれないが、どうも日本株は右肩下がりの傾向がある。最近、銀行、建設、小売に特にその傾向が強かったらしい。NYダウもダブル・ピークに近く、下げにむかう危険がチャート的に感じられる。
 日本株は、某メガバンクを例にとると、合併時10万の株価が現在60万近辺である。(最高値は100万前後まで行った)。50万以下で取得していれば、今売っても利益は出る。60以上で買った人は金を持って行かれてしまっている。某メガバンクの現在の一株資産は37万位らしい。そうすると、今後40万、50万に下落しても不思議ではない(株価が高い時は、そのレベルでは相当割安感があると思うが、最近では不思議はない。資産はあるが、業績的には最低評価ということだろう)。ただ、本決算で予想通りの結果が出そうな情報が出れば、結構上がるだろう。しかし、第一四半期の実績はすこぶる悪い。その為、株価が急落している。日本株全体に悪影響を及ぼしている可能性もある?
 サブプライム問題の穴埋めと、数年前に安値で日本株をしこたま仕込んだ外資は、今利食い時期なのかもしれない。某メガバンクは、へたをすると、株価が一株資産近く、あるいはそれを割り込む程、売り込まれる可能性を否定できない。IMFの試算では、サブプライムの影響は、最大2000億ドル(23兆円)に及ぶという。FRBのバーナンキ議長の7月の発表では、最大1000億ドルということだったので、倍の悪影響を見込んでいるわけだ。ただし、脅して、最終実力以下の株価で売らせようとしている可能性もある。金融機関は情報を掴むのは、早い。某メガバンクが今年の業績目標値を達成できるなら、既に割安領域に入っていると言える。しかし、ここで中長期ポジションで掴むのはバクチだ。悪い予想が当たり、株価が安くなった時に、現物を買うのが安全で堅いやり方かもしれない。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年9月21日(金) 09:28    題名: ドル崩壊の兆し 引用

 サウジアラビアがドル・ペッグ(ドル連動)制の廃止を検討し始めたらしい。どうも、ドルに連動させると、資金を吸い上げられるし、インフレも招いているらしい。ドルはユーロに対してかなり弱くなってきているし、サブプライムで信用不安を引き起こしている。米国に投資しても以前のように儲からないという。以前のような安定好景気のアメリカとは違うらしい。BNPパリバ(サブプライムで大損している仏銀行)のカレンシー・チーフは恨みを込めて?ドル崩壊の危機を指摘している。
 こいつはヤバイ。ドルが崩壊すれば、日本株も売られる可能性がある。長期的保有は危険かもしれない。そもそもイラク戦争はフセイン時代にドル・ペッグ制を廃止しようとしたのも、大きな要因と言われている。中東で再度戦火が上がる可能性も出てきた。だが、もう米に戦争をするゆとりは無いだろう。今後、米国は徐徐に国力を弱めていくのかもしれない。時代の流れか・・・

 20時追記
 上記リスクが潜在するものの、木金と寄り付き前外資注文は買い越しだった。グッドウイルもコムスンの引き受け先と譲渡価格が判明した模様で、来週は上げる可能性が出て来た。他の問題も山積みのようなので、上げが連続するかはわからない。某メガバンクも株式の買取消却を行い、発行株式数を若干減らすようで、プラスの情報を出してきた。来週、更に株価が下げれば買いだろう。しかし、その後の上げがあるとしても、それが連続するかは、外資の注文状況次第だろう。連続して買ってくれないとやはり弱いだろう。どうも中期的にはよくわからないが、パラメーター的に割安株が多いのは事実だと思う。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年9月20日(木) 21:05    題名: 米金利引き下げ 引用

 先日、サブプライムの焦げ付きに起因する信用不安を抑えるため、米FRBは金利を0.5%下げる事を発表した。サブプライムで穴を開けた金融機関は、これで資金調達しやすくなる。金利下げ幅がけっこう大きかったので、米日の株式市場は好感して爆上げした(特に日本の方が)。私も先週高値掴みした建設と火曜下落した金融株を、水曜の寄り付きで成り売りに成功し、利益を出せた。バーナンキ氏の行動力に感謝したい。サックスの一株利益も予想より悪くなかったようで、とりあえず安心感が出た。
 日本の株はかなり下がってきてしまったので、そろそろ上昇に転じて欲しいところだが、やはり、外資が連日買ってくれないと苦しいところだろう。サブプライムの穴埋めにさらに売り越してくるのか、逆に値ごろ感から買い始めるのか、さっぱりわからない。しとりあえず、今日は久々の買い越しだったようだが。
 来年の春に売るなら、今週来週で一旦買い、さらに下げたらナンピンで11月、12月、年始と買い集めるという手法が考えられるが、実行するのはたいへんだ。本来なら本決算の先に中間決算があるので、一回上げるのが普通だが、今年はどうもはっきりしない。だらだらと年末に向けて下げ傾向を続けるのか、一旦反転するのか良くわからない。
 人間、少しでも下げると冷静でいられないものだし、株が予想通り上がる保証はない。しかし、業績がよく、パラメーター的に安い大企業銘柄はいつかはあがるはずである。そうなのだが、右肩下がりの長丁場で、将来の値上がりを期待し、ナンピンをしていくのもかなり辛いものだ。かといって短期やデイトレでは、昼ザラ場を見れない人はできない。お金を稼ぐのはたいへんだ。夜間取引等もあるのだが、やはり株はマニアックな人だけがやった方がいいのかもしれない。

 話は変わるが、郵政民営化だという事で、昨夜NHKラジオで郵便局の実態について、昨夜放送していた。投資信託で20万以上の損を出している人が早くも数万人に達しているらしい。投資信託は株式型や債券型やその折衷型、海外等いろいろあるだろうが、債券型を除いて、リスクが株式投資と変わらないと考えた方が良いかもしれない。プロが運用するからといって、リスクが無いわけではないのだ。むしろ国内株式型なら自分で株をやった方が手っ取り早い。上がれば売れば良いし、これ以上さげたらやばい、と思えば即損きりできる。海外の投資信託も目先はどうなるかわからない。長期的には伸びるのだろうが。
 国内株式型のファンドなどは、設定する時期によっては、逆に数ヶ月でかなりのマイナスになりかねない。プロに任せるのだから大丈夫と思うのは大間違いである。公社債型なら、金利が決まっているので、堅く薄利が出ると思うが、株式型は株と一緒と思った方が良い。株は売買の時期やタイミングが大事である。一年においても、中間決算や本決算を大きなイベントとして季節性を持って大きく変動する。投資信託をやろうとする人は気を付けた方が良い。
 ラジオではさらに郵便局員の犯罪の多さに言及していた。しかも年々増えて来ているという。金や郵便物を着服するケース・・・。ごく一部の局員だと思うが・・・
 郵便局に貯金している人は、投資信託を勧められても気を付けたほうが良い。株式型は危険である。債券型の方が薄利でも堅いだろう。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年9月14日(金) 20:27    題名: 原油が高い 引用

 なんだか、原油がまた高値更新したようです。物価を押し上げる要因になりそうです。温暖化問題で、バイオエタノールの原料のトウモロコシの値段も上がり、大豆や小麦等他の作物を作っていた農家もモロコシを作るため、それらも上がり、全面的に物価を押し上げそうです。今NHKでやっていました。メーカーやスーパーは値上げしにくいので、内容量を減らす動きも多いらしいです。
 個人的には、原油価格がダブルピークを付けたので、今後は下げてくるんじゃないかと思っています。TVでは、上がるかもしれないと言っていますが。商品先物相場は手掛けないので、よくわかりませんけど。
 妻が国から帰ってきて、向こうも人が多すぎて厳しいと言います。大学出ても、専門の合う仕事に就けず、再学習するケースが多いそうです。地球規模で人が多過ぎですか・・・。
 原油高や物価高、厳しい社会が、人口の抑制力になるかもしれないので、あまり人口問題も気にする必要が無いかもしれません。地球温暖化が炭酸ガスによるという迷信?確信?は、一方で化石燃料の節約や有毒物質による公害の低減にプラスです。何かで見たのですが、地球の気温は、地軸の傾きや公転軌道による太陽との距離の差が7000年?遅れで出てくるという学説があり、炭酸ガス濃度は、気温が高くなる事で高くなる、という学説もあるようですが、真実はいかに・・・。  
 いずれにせよ、人類の進化によるグローバルで高度な競争の激化による経済の厳しさ、社会の厳しさが、増えすぎた人口の抑制力になりそうです。
 それらの抑制力が、むしろ人類の生産活動の加熱を冷やし、地味でも破綻しにくく、ビューチフルなライフスタイルに誘導できるといいですね。心の問題、考え方の問題かもしれませんが。しかし、人間は欲の深いものです。欲を満たすのに、すんなりとした手法が取れるなら良いのでしょうが、現実は、不正をしたり、戦争をしたり、嘘をついたり、とんでもない状況です。聖徳太子の息子のように、品行方正な平和主義者がくたばってしまうケースも多いのではないでしょうか。残念ながら、人間は弱くずるく醜い部分も多い動物であり、平均すると神(理想像?)とは程遠い存在のようです。
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投稿1時間: 2007年8月23日(木) 21:45    題名: 8/23日経 引用

 予想外の上昇。日銀の会合で金利アップ見送りが、正式に決定されるのを好感したのかもしれない。私は昨日売ってしまったので、今日は出遅れ株を買ったところ、即上がり始めたので、反射的にリグってしまい、またもノーポジに。ほんの少し利益が出た。来週、戻したところを買って行きたいと思う。しかし、仕事しながら、株を見てるとけっこう疲れ、マイナスが出ていたりすると、ロング・ポジションを取るべきと思っても、目先の上げでつい利食いたくなってしまう。難しいものだ。しかし、損も大分縮小した。とりあえず、中間決算期までにもう少し戻し、本決算に望みたいと思う。
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投稿1時間: 2007年8月22日(水) 23:07    題名: サブプライム問題の内情 引用

 営業所で久しぶりに元不動産業者のKさんにお会いし、いろいろ話を聞いたところ、抱腹絶倒の内情を聞かせてもらった。こんなに笑ったのは、何年振りだろう。内容に関しては、米国の名誉の為書けないが、今回の失敗で、米国のユーロでの評価はガタ落ちかもしれない。金融テクノロジーや商売も、うまくいけば良いのだが、世界を巻き込んで混乱を招くようでは、まずい。イラク問題もあるし、行き過ぎた自由主義や正義感も世界を逆に混乱させているようだ。自由主義の進化や、金融・科学テクノロジーの進化の、両刃の剣的面を際立たせている国である。
 しかし、うまくやろうと思って、逆に周囲の顰蹙を買ってはいるものの、実に人間らしい国かもしれない。戦争は怖いが、商売での失敗は、やむを得ないかと思う。誰でも失敗はあるものだ。
 サブプライムの失敗の穴埋めに、ここしばらくは、株価もイマイチかもしれない。日本での寄り付き前注文状況で外資は連日売り越しである。月火でかなり株価も戻したので、とりあえず、私は全売りした。また、明日から、割安銘柄を買い進める予定である。こういう悪い状況でないと、なかなか安く買えないのだ。日経平均は、外資が買いに転じないと、大幅な上昇は望めないと思う。問題の収束を待つしかないだろう。
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投稿1時間: 2007年8月18日(土) 19:50    題名: 8/17日経後場 引用

 私は午後から仕事であった為、午前の適度な日経の下落の中、上昇した銀行株を売って、次の下落時に備え、仕事に出た。夕方ラジオで、後場、急激な円の上昇に煽られ、輸出関連を中心に更に下げたのを知った。絶好の買い場を逃したが、仕事中では仕方ない。チャート的にもう一越え下落があると予想はしたが、まさか後場にいきなり来るとは思わなかった。
 FRBはあくまでも緊急措置として公定歩合を下げるという。それを好感し、金曜夜のNYは反発。とりあえず、サブプライム問題は、これで収束すると思われる。日銀も、夕方、8月の金利アップを見送る旨を表明した。中堅ゼネコンには、とりあえず朗報である。ただ、いずれ金利アップは為されると思うので、現時点のみの限定的な話である。まだ、メーカーの株価をチェックしていないので今後更に下げるのか、わからないが、とにかく高値に張り付いていられては、投資家には魅力がない。下げてこそ、買う価値が出てくる。今まで高値に張り付いていた優良輸出関連もようやく買い方の物色の時期になってきたのだろう。 
 NHKラジオで野村證券の人が、米GDP中、住宅関連の比率は6%、サブプライムはさらにその10分の1で0.6%の影響力しかない、とのたまっていた。その規模では、債権の証券化?等のレバレッジを効かせても、実体経済にはほとんど影響はないはずである。表面、急激な動きを見せているが、これは、ヘッジファンドを含む機関投資家が、サブプライム問題を契機に一気に同じ方向に動いたからと思われる。ヘッジファンドの得意技は空売りらしい。空売買は所詮空であり、比較的短期間で実際の実力値に戻すはずだ。ただ、基本的にまだ8月なので、本格的に業績が反映するのは、まだ、後だろう。
 経済が安定し、株価が高値安定していては、機関投資家にも投資妙味が少ない。今回の動きはヘッジファンドを中心とした機関投資家が、サブプライム問題を契機に、十分高止まりしていた日米世界の株を空・現物両面で売り、利益を出したのだろう。いわゆる腕力相場と言えるのかもしれない。ヘッジファンドの威力を見せ付けられた感じだ。ヘッジファンドの出資者は、多分エスタブリッスメントやセレブと呼ばれる人種なのだろう。マスコミも操作できるような立場の人間達だろう。情報・為替を駆使しての相場での狩。ただ、仕掛けたのがヘッジファンドとしても他の機関投資家や個人も、それに便乗したり、下落にびびって現物売りを出すから、全体が大きく動いてしまうのだ。おたおたする一般大衆は、狼の餌食となる。ひょっとすると比較的長期間、高値安定している相場を暴落させ、利食うのは、投機的機関投資家のルーチン・ワークかもしれない。
 しかし、羊の群れでも実際にやられるのは、一部の弱者であろう。病気や年寄りといった・・・。株の場合は、十分な資金量や担保が無いのに信用取引をしている者や、狼狽売りをする者・・・。しかし、一部が間引かれても群れ全体が消滅する事は無い。群れの規模は大きく、多少目減りしてもすぐ復活する。一難去れば、羊は再び草を食み始め、その肉を肥やし群れの数もさらに増えるだろう。
 悪い部分が除去された群れは、さらに効率的になり、利益が出やすくなるだろう。また、新しい未来の幕開けである。これを契機に、政治家も増税や歳出削減が必要なら必要と、気合をいれてアピールし、日本を正常な財政状態にリカバリーして欲しいものである。

追記:ヘッジファンドの仕掛けを指摘したが、今回は米国本体の信用収縮であり、当のヘッジファンドへの出資者の解約も一部報じられ、これは、投資者全員が本当に危機感を持ち、一時退却した可能性も高い。持ち直せば、徐徐に買い戻されると予想している。余談だが、証券会社の中には、昼間株式売買できない人の為にナイト取引を用意しているところもある。夕方暴落のニュースを聞いて、夜買えば、翌営業日以降に利益をとりやすい。価値あるシステムだと思う。
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投稿1時間: 2007年8月17日(金) 08:08    題名: 金利 引用

 ゆうべのNYは、16日の日本と同様に、中盤まで結構な下げ、終盤持ち直すという展開だった。やはり、割安になれば、買い戻す勢力も多いのだろう。
 ところで、日本の金利であるが、来週の日銀の会合で、どういう結果になるか、わからない。常識的には、信用収縮による混乱があるため、アップを次回に持ち越すべきという意見が多いのだが、わからない。慶応に戻った竹中氏は、デフレが十分克服してから、金利アップすべきだ、と日銀批判し、過去1年、日銀はまったく理論を無視して、金利アップをしてきた、と批判している。現在の政治の不透明さ、強力なリーダーシップの不在による将来への不安感に比べれば、小泉・竹中両氏による強力なリーダーシップは、多少の強引さはあるものの、安心感があった。優秀な政治集団であったと思う。
 ただ、私としては、金利はやはり、上げるのが筋だと思う。国の借金を心配する人も多いのだが、世界の金利水準よりも大幅な低金利を演じていると、金利差利用の投機的マネーにより国力を無視した、いびつな為替水準を招きかねない。異常な円安ドル高に泣いてきた米メーカーも多いのではなかろうか。
 日本人の金融資産や団塊の世代の退職金の多さを考えると、年金カットや増税ばかりでは、現金を持っている年配世代はつまらない。金利をアップしてもらえば、老後の足しになる人も多いと思う。国の借金を凌駕する個人・法人の金融資産は金利アップにより、初めて実力を発揮するだろう。個人・法人ともに、まだまだ、株のようなリスク商品よりも、低金利でも安定した債券、預金で金利を取ろうとする立場の人の方が多いと思う。特に法人では、大事な巨額資金は、低リスク金利モノで運用しないと、経営に支障を来たすし、責任者が責任を問われかねない。株に回すのは、一部と想像される。
 そして金利アップにより、得られた余剰な利子が、株式市場に還流し、中長期的に株価をさらに押し上げるのではなかろうか。日経が18000円を上抜ける為にも、金利アップが望まれる。金利アップの悪影響を上回る利益を上げる力が、今の日本経済には、あると思う。猛暑により、モノの売り上げが回復している。これからだ。
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投稿1時間: 2007年8月17日(金) 00:15    題名: 株価 引用

 かなり、良い感じに下げてきた。日経、NYともに、チャート的に良い頃合であると思う。ただし、これ以上下げると、もはや調整ではなく、まさしく信用収縮かもしれない。私は、動きに一喜一憂しながら、銘柄の入れ替えなどを楽しんでいる。持ち株で、某銘柄は、逆に上げた。メガバンクも、途中まで下げまくったが、終値は、戻してほぼ前日レベル。途中、下げの鈍いスーパー銘柄を少々売り、メガバンクを買い足したところ、大引け近辺で上がったので、売って現金化。その資金の半分で、前回触れた憧れのオーディオメーカーを千株買った。さらに下げればナンピンを入れたい。来年の春までには、あげるだろう。バンクもメーカーもけっこうな割安パラメーターを示している。某銘柄は、去年の最安値以下に2週間前に達していたためか、今日は逆に上げた。このように、これからはマクロに対して個別でかなり反応が異なるだろう。中堅ゼネコンにも、寄り付きから中盤まで下げても、終値でほとんど同値であったものもある。
 今回の暴落的な相場は、日経・NYともに、長期間調整もされず、じわじわと上げすぎた事に原因があると思う。為替も、日本経済の実力を無視して、金利差から円安に成り過ぎていた。そしてそれによる輸出産業の高収益条件により、輸出産業株が新年度入りしても、いつまでも下げないという、特殊事情が原因だったのだろう。今回、サブプライム問題を契機に、一気に調整されたのだろう。株のみならず、為替に参戦している人で痛い人も多いと感じられる。
 もう、しばらくして足元が固まってくれば、、売り一色であった外資も買いに転じると思う。ニュースなどで、外資は日本株に興味を無くしたなどと言っていたが、条件さえ良くなれば、割安で優秀な日本株を全面的に拾ってくるのではなかろうか。これから下げる日本株は、まだ十分に調整しきれてない銘柄だと思う。個別物色の時期だと思う。
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登録日: 2005年12月 07日
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投稿1時間: 2007年8月15日(水) 22:25    題名: 株式投資の捉え方 引用

 乱高下の激しい昨今で、投資家の泣き笑いが激しそうだ。私は不調の中堅ゼネコンを処分し、通年予想過去最高益のメガバンクや小売コングロマリットやIT系メーカーに乗り換えた。中堅ゼネコンはそろそろ反発の様相を呈してきたと思うが、来週の日銀の発表が怖いのだ。
 資金乗せ換えの途中、ユーロにつられて下落した不動産や大手家電系列に投資したところ、翌日暴騰したので(いわゆる行って来い、か?)、即、利食い、損を5〜6%に圧縮できた。その資金をさらに上記銘柄に投資中である。
 中堅ゼネコンは、外資の持ち株比率が50%近いところもあり、信用収縮や金利アップリスクで非常に売られやすい状況にあった事が最近わかった。ただ、そろそろ来るかもしれない。私は、かなり早めから買い集めていたので、散々売られて、嫌気がさして乗り換えてしまったが。もう悪材料はかなり折込済みだろう。しかし、それでもいわれの無い怖さがある。外資は、その辺の脅しが非常にうまいと思う。金利アップなら中長期勝負、金利据え置きなら短期で、と、どちらに転んでも勝てそうだが、それでも怖い。
 メーカーで調子の良い企業もある。某オーディオメーカーなど、買いたいレベルまで下げてきたが、もう資金がない。残念である。秋までに、好調のメーカーに投資できれば幸いだ。
 現物株式投資は、物を買うのとは違い、資産になると思う。例え値下がりしても、再び値上がりする可能性もある。たとえば、車を買ったら、数年後には、ほとんど価値が無くなってしまうだろう。現物株なら、目先下げても、波を打つので、長いスパンではプラスに転じる可能性も高い。東1あたりだと、たとえ、値下がりしても、ゼロにはならない。守りながらやりたいならPBRが1前後以下のものに投資すれば、より安全かもしれない。換金性が高いので、預金と同様に換金できるのだ(3日かかるが)。値下がりしても数十%は残っているだろうから、いざという時の預金同様、ゆとり資金と考えることができる。負けていると売りにくく、資金が固定され散財されにくい。そして、投資の本質として、社会から得られた余剰資金を、社会に還流させる事は、社会の発展に有意義であろう。たとえ多少目減りしても、社会の役に立った、今まで稼がせてもらった恩返しと思えば、そう気にならない。所詮金は金でしかない。生涯に渡って、安全かつハッピーに暮らせれば、金の多寡は二の次だろう。

 しつこく、さらに言うと、各企業の内情を調べると、表面分からない他人の苦労や諸事情が理解でき、人間の特性や現状が知れるのだ。借金を返す為に、優先株を発行するも、社債型にし、株式の希釈化が起きないように気を配る銀行に感動したりしている。1株購入。どうも、比較的復活の遅い銀行ほど、債務者に優しい銀行であった傾向が強いようだが、国際決済銀行規制の下、早く不良債権処理しろと、内外から責め立てられ、犠牲者が多かったのを思い出す。あと数年で残りの大手行も公的資金の返済を終えるだろう。政府も、前首相のような強力なリーダーシップを発揮し、国の構造改革に成功して欲しいものである。お年寄りには、諦めてもらうとしても、現役世代は、増税や金利アップをこなせる適度なインフレに導いてもらいたいものだ。
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投稿1時間: 2007年8月09日(木) 15:27    題名: 建設株について 引用

 今日の株式市場は、寄り付き前外資注文が若干の売り越しに関わらず、けっこう上げた。一日で6〜9%上げたものもある。私も某大手ゼネコン株が陽転した為、売った。しかし、早過ぎた。まだ上がりそうだ。一方、中堅ゼネコンの多くは、外資への優先株の配当金が重しになり、株価が低迷しやすいという。私も勉強不足だった。配当は金利に連動するらしいから、金利アップまでに陽転したら、売り逃げようと思う。優先株は普通株式に転換されると、一株利益が希釈化される懸念もある為、低迷していたらしい。道理で一部パラメーターが割安なわけだ。ただ、経営は改善され、徐徐に良い方向に向いていると思う。大幅に下げればまた買いたいと思っている。
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登録日: 2005年12月 07日
投稿記事: 495
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投稿1時間: 2007年8月08日(水) 15:54    題名: 金利 引用

 22〜23日の日銀の会合で、金利アップが発表されるかもしれない。このところの株価の下げは、それを織り込んでいるのかもしれない。
 夕べ、NHKのラジオニュースで、IMFが、日本の財政健全化の為、消費税をアップすべきだとか、行き過ぎた円安是正の為、金利をアップすべきだ、とか、意見した、と言っていた。
 これらの考えは、日本人も、以前からそうしたい、考えていたのだろうが、今の大衆社会では、政治家が消費税アップについて触れれば、政治生命を失くしかねない程、反対が多そうだ。先の住民税アップで、相当気分を害したようで・・・。IMFは日本の政治家が触れにくいところを代弁してくれたのだろう。
 金利に関しては、意見が分かれるようだ。負債のある人と、貯金のある人では正反対だろう。世の中、負債のある法人、個人、加えて国!が多いので、IMFのコメントは日銀総裁のバックアップとして、一般大衆を納得させる為に言ったのだろう。
 消費税がアップされると、日本経済にはマイナスだろう。株価も低迷するかもしれない。しかし、金利の方は、なぜか経験則的には、株価上昇につながる。投資資金が株よりも、債券等にシフトする為、目先株価下落と思われるが、金利が上がると借り手も減るせいか、金が余り、それが株式市場に流れ、結局は株価を押し上げる、という理屈なのだろうか?また、利子が株にむかうのか。
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